553 days to Liberty
1.60歳定年後の実情
「ふれらいふ とは」の記事の中で60歳での ”Retirement” は、”Early” ではないといいましたが、
本心では、必ずしもそうとは言いがたいと思っています。
2.60歳定年後の実情
2022年12月に厚生労働省から発表された資料では、
「60歳定年企業において、過去1年間*に定年に到達した者のうち、継続雇用された者は87.1%(前年比0.3ポイント増)」となっています。*(2022年6月1日から令和4年5月31日)
厚生労働省「令和4年「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果」より
ちなみに60歳定年制導入企業は70.6%です。(定年年齢60歳以上25.5%、定年制度無し3.9%)
厚生労働省「令和4年「高年齢者雇用状況等報告」の集計結果」より
つまり、
- 60歳定年になった方の87%はそのまま継続雇用
- 残りの13%も一部は再就職するはず。
- そもそも定年がない企業や65歳定年制の企業(全企業の29.4%)では、
60歳以降も一定期間は働き続ける
と考えると、60歳時点でリタイヤしない人は9割以上いるんじゃないでしょうか。試計算で92%。
60歳~64歳就業率が84.3%(2023年1月内閣統計局発表数値)であることからもおおよそ正しいかと。
ちなみに企業規模が小さくなるほど定年年齢が引き上げられていたり、定年制が廃止されていたりします。
これは中小企業ほど人材確保に苦労しているからかなと考えています。
3.わたしの方針
もちろんこの中には、経済的に困窮していない方ややりがいをもって仕事をしている方もいらっしゃいます。
何を理想とするのは人それぞれ。
ただ、私は60歳でリタイアする1割になるよう励んでいく所存です。
応援していただけると嬉しいです。
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